【初心者必見】都道府県のアンテナショップ巡り|アンテナショップの注目ポイントとは

「アンテナショップって何を売っているの?」

「アンテナショップの注目ポイントは?」

今回は、東京都に点在する都道府県のアンテナショップをどう巡るべきか紹介します。

これを見て、アンテナショップ巡りをすれば、より一層楽しめます!

以下の点を紹介!

・アンテナショップとは?

・東京都のアンテナショップ【おすすめ】

・アンテナショップ巡りの注目ポイントは?

アンテナショップとは?

街中や駅などで目にする「アンテナショップ」

アンテナショップとは、

全国各地域の商品や特産品・伝統工芸品の販売を促し、地域のPRや情報発信を行う店舗

アンテナショップは、

地域の自治体や観光業者がタイアップした特産品・伝統工芸品をテスト販売する場から、

自治体の取り組みを発信し、観光客の誘致や移住、イベント集客を促進する場として機能しています。

海外でも全国自治体のフォーラムが開かれ、地域特産品を扱うアンテナショップも出店を始めています。

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【おすすめ】東京都のアンテナショップ

【全国対象のアンテナショップ】ふるさと交流ショップ 台東

東京都台東区にあるアンテナショップで、全国各地域が期間ごとに自分の街の特産品や情報を発信していくアンテナショップです。

各地域の特産品販売をはじめ、伝統芸能の紹介、観光パンフレットの配布などを行っており、毎回違う自治体が出店しているのが特徴です。

参考:ふるさと交流ショップ 台東

【友好都市対象アンテナショップ】麦わら帽子

東京都武蔵野市の友好都市9つの特産品を取り扱う独特なアンテナショップです。

都道府県∼自治体レベルまで、ほとんどの地域が海外や他の全国自治体と「姉妹都市・友好都市提携」を結んでいます。

武蔵野市「麦わら帽子」では、友好都市提携を結ぶ都市の生鮮野菜をメインに、お菓子やお酒、加工食品など、地域の特産品を販売しています。

参考:麦わら帽子ホーム (main.jp)

アンテナショップを楽しく巡るハウツー

リアルとバーチャルを繋ぐ場として機能しているかチェック!

アンテナショップを巡る際は、実際の商品を試食し、体験するだけでなく、オンライン上で地域を楽しむことが出来るかチェックしましょう!

コロナ禍の今、オンラインツアーが増加し、家でも地域の特産品を楽しみながら、観光体験を味わうことが出来ます。

アンテナショップは、そのようなリアルとバーチャルを繋ぐ場として機能することも期待されており、インターネット上で見た地域の特産品・伝統工芸品を実際に体験してみるなんて、楽しくないですか?

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他のアンテナショップと比較

全国各地のアンテナショップを巡る際には、ぜひ様々なアンテナショップを訪問してください!

各地域のアンテナショップによって、置いている商品のラインナップが異なり、ある地域ではお酒が多く、またある地域では伝統工芸品や限定商品などを置くなど、どのアンテナショップに行っても楽しさ満点です。

ビビッとくるものは買おう!

やはり、アンテナショップに訪問したら、ぜひ何でもよいですが、自分の中でビビッときたものは買いましょう!

アンテナショップは、今後地域と全国の観光客を結ぶプラットフォームとして、より多くの機能と効果を期待されます。

実際に観光している気分で、特産品・伝統工芸品を購入することで地域に貢献することも出来ますし、旅行せずとも旅行気分を味わえます。

店舗スタッフにどんどん聞こう!

地域のアンテナショップに訪問したら、ぜひ店舗スタッフに特産品・伝統工芸品のおすすめや詳細を尋ねましょう!

どんどん新しく仕入れられる特産品・伝統工芸品の商品に知識が乏しい可能性もありますが、店舗スタッフは私たちより、より多くの知識を持っており、仲良くなることで様々な地域の情報も教えてもらえる可能性があるでしょう。

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アンテナショップ側が今後すべき施設運営

・地域と全国を繋ぐプラットフォームとして運営

アンテナショップは、単なる地域の特産品・伝統工芸品を販売する店舗ではありません。

時々、たいして接客もせず地域商品しか置いていないアンテナショップを目にします。

アンテナショップは、地方が地域をPR出来る絶好の連絡手段であり、今後ふらーっと訪れる消費者に対して、どうコミュニケーションを取っていけるかは大きな鍵となります。

・オンラインとバーチャルの連携を強化

アンテナショップには、今後「リアル×バーチャル」オムニチャネル戦略が重要になります。

オンラインとバーチャルとの連携を強め、地域の特産品の購買から実際に訪問するまでの過程をリアルとバーチャルで支援することは必須事項になります。

・地域商品のマーケティングを実施

アンテナショップでは、よく地域の特産品のテスト販売や試食がされることがあります。

一方で、アンテナショップのそれは、場当たり的なマーケティング手法や調査になっており、地域商品の中にも「売れるもの」「売れないもの」の差が開いている状況があります。

地域商品の開発に関する調査から販売戦略の構築、顧客へのCRMマーケティングとPDCAサイクルの循環を促進することが重要です。

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・積極的な商品の紹介も必要

アンテナショップに訪れる消費者は、興味本位に訪れる層も少なくありません。

有名な地域商品があり多くに人が購買する一方で、あまり認知度の高くない商品も多いのが現状です。

食べると美味しいのかもしれない商品を、「~かもしれない」で終わらせるのではなく、積極的に店舗での試食体験や販売戦略を構築することが重要です。