【今すぐ始める】コミュニティツーリズムとその課題とは?|「交流」をテーマにコミュニティツーリズムの拡大を!

コミュニティツーリズムとは? 観光/旅行

「コロナ禍の今、コミュニティツーリズムが注目される!」

「そもそもコミュニティツーリズムとは?」

「地域に関連するコミュニティツーリズムの課題点は?」

今回は、地域を巻き込んだ観光施策「コミュニティツーリズム」について解説します。

どのように地域住民を巻き込んだコミュニティツーリズムを行うのか、またその課題点などを解説します!

以下の点を解説!

・コミュニティツーリズムとは?その発端

・コミュニティツーリズムの課題点

・コミュニティツーリズムの施策ノウハウ

コミュニティツーリズムとは?

・カギは「交流」と「地域の特有性」

コロナ禍において、地域内や近距離圏の地域へ観光する「マイクロツーリズム」や「アンダーツーリズム」が注目されました。

このような状況で、より地域に根差した観光スタイルである「コミュニティツーリズム」が重要性を増しています。

コミュニティツーリズムとは

地域住民との交流を通じ、地域独特の文化や環境などの魅力を体験する観光

姉妹都市交流や観光地でのちょっとした地域住民との交流、地域に根差した伝統文化や特有の自然資源など、「交流」と「地域の特有性」をテーマにした観光客誘致および観光施策がコミュニティツーリズムの特徴です。

コミュニティツーリズムにおける「コミュニティ参加」の重要性

コミュニティツーリズムにおいて前提とされる「コミュニティ参加(地域全体の観光アプローチ)」は、観光施策においてどのような重要性を持つのでしょうか?

戦略・戦術の策定∼実行の決定的要因

コミュニティツーリズムにおける「コミュニティ参加」は、ツーリズム戦略・戦術の重要な要因です。実際に観光客と接する地域住民の考えや視点を計画に取り入れること。また、地域住民・企業・自治体のツーリズムに対する理解促進を図り、地域全体での目標に向かったコミュニティツーリズムを実行することが出来ます。

地域のサステイナブルな観光を開発

「コミュニティ参加」は、地域の環境・社会・経済の持続可能な発展に寄与するとも考えられます。オーバーツーリズム対策の分散観光、地域にお金を循環する地域素材を活用した商品・サービス、観光事業者の賃金アップと人口流出の削減には、「コミュニティ参加」が重要です。

▼関連記事:持続可能な観光開発における施策ポイントとは?▼

観光客の満足度を向上

コミュニティツーリズムにおいて、地域住民との交流や地域住民の「おもてなし精神」は重要となるでしょう。ツーリズムに対する理解を促す「コミュニティ参加」を、地域全体で戦略的に行うことが必要です。

▼関連記事:観光分野におけるCRMマーケティング手法とは?▼

地域全体の活性化を促進

地域住民同士の関係が希薄になる、人口減少と若者の流出など、地域全体が衰退することも問題視されています。

コミュニティツーリズムに限らず、観光で地域を活性化する際に、地域住民の参画は絶対条件となります。地域自治体や企業、住民が中心となるDMOや協会の発足も重要かもしれません。

では、コミュニティツーリズムを実際に行う際の課題点はどのようなものがあるでしょうか?

参考:大橋昭一,コミュニティ基盤ツーリズムについての諸論調,観光学,2019

コミュニティツーリズムの課題点とは?

・観光資源が乏しく、観光資源の開発が進んでいない(プロモーション)

・地域住民や観光業の低い賃金、資金不足、余裕がない

・コミュニティツーリズムを総合的にマネジメントする機関の欠如

着地型観光の取り組みが拡大されるなか、コミュニティツーリズムという考えは、地域の観光誘致において前提となり得る重要な要素となっています。

一方で、コミュニティツーリズムや地域の観光開発における根本的な課題点も多く残っています。

・地域内の観光資源が乏しいか、乏しいと思い込み、観光プロモーションを進めていない

・地域住民や観光業の労働環境、人材不足、諸々の余裕などにより地域協力が得られにくい

・コミュニティツーリズムや着地型観光を推進する地域密着のマネジメント機関が少ない

特に重要なことは、コミュニティツーリズムや観光プロモーションを専門的に担う組織や人材の確保・育成です。

地域の観光において、全国・海外の成功事例を模しただけの観光施策も多いなか、日本型DMO発足や観光人材育成事業などが活発になっています。

今後は、そのような専門人材を確保し、観光業を強く大きくする意気込みで取り組む必要があるでしょう。

▼関連記事:観光プロモーションの手法とは?施策ポイント▼

コミュニティツーリズムの施策方法

では、コミュニティツーリズムの施策ポイントとは?

  1. 自身の地域における「コミュニティツーリズム」とは?その定義づけ
  2. 地域全体の観光資源や観光に関わる地域住民への意見などの調査
  3. 社会情勢と共に変化する観光トレンドや地域の強い魅力的な観光資源から、経済収益を見込め、地域のKPI目標を達成できる分野の選定
  4. 観光専門人材や組織に対するヒアリングや施策ポイント(任せっきりにしない!)
  5. 地域経済/住民/観光客にとって有益で持続可能な戦略・戦術の策定
    • ↑顧客のセグメンテーションやターゲティング、ポジショニングなど
  6. 戦略・戦術に基づく施策の実行とPDCA評価

コミュニティツーリズムないし地域の観光を行う上で、特に重要となることは

「地域の観光資源や地域住民の意見調査」「第三者の観光人材による意見」です。

地域の観光施策において、十分な調査や地域住民の意見を聞かず、面白そう・売れそうで商品やサービスを開発し、失敗するケースがあります。また、第三者のコンサルタントなどに任せっきりになり、資金が流出し、且つ地域の資産としてのノウハウも貯まらないなどの課題があります。

コミュニティツーリズムは元来「地域の」観光なので、地域住民や自治体、企業が連携し魅力を開発するなかで、第三者や市場の視点を織り交ぜ、KPIに基づいた観光マーケティングを着実に行うことが重要です。

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