【なぜ注目される?】持続可能な観光開発において重要な点|日本の持続可能な観光地とSDGs

持続可能な観光開発
広告

「持続可能な開発目標(SDGs)って?」

「持続可能な観光地ってどんな?」

「持続可能な観光地の開発で重要なことは?」

世界の経済・社会・文化的な問題等を解消し、誰もが平等に暮らすことのできる世界を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」を知っていますか?

今回は、「SDGsと観光」について、そして持続可能な観光開発とは具体的にどういう概念なのか解説します。

持続可能な開発目標(SDGs)とは?

・Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)

・17の目標と169の具体的なターゲット

2015年9月国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」

「持続可能な開発目標(SDGs)」は、上記の2030年までに持続可能な開発を目指す具体的な取り組みとして世界で推進されています。

世界の貧困や教育の平等、ジェンダー平等や適切な福祉環境、住み続けられるまちづくりや持続可能な経済成長など、

世界の諸課題に対してグローバルに対応していくことが「持続可能な開発目標(SDGs)」です。

「持続可能な開発目標(SDGs)」
「持続可能な開発目標(SDGs)」

持続観光な観光開発とは?

・経済/社会/環境に配慮した観光開発

・あらゆる人の観光に対する価値向上

急成長する観光市場において、増える観光客のマナー違反や土地開発の環境被害、観光客増加による地元住民への影響など、観光市場の成長に伴い多くの諸問題も発生しています。

「持続可能な観光開発」とは、そのような諸課題に対して

1:経済 2:社会 3:環境に配慮し、観光に関わる人々の利益を提供することです。



1:経済に配慮した持続可能な観光開発

観光客を受け入れる国や地域の経済が発展し、それにより地域雇用の創出、収入の増加、社会サービスの拡充など、観光により地域経済が潤うことが持続可能な観光開発です。

2:社会に配慮した持続可能な観光開発

観光客を受け入れる地域の社会文化や生活、文化遺産や伝統的な価値観を守り、観光客と地域住民の相互に恩恵が与えられることが持続可能な観光開発です。

3:環境に配慮した持続可能な観光開発

地域の生態系を維持し、自然保護や生物多様性の保全を図りつつ、観光資源として自然環境を開発し、適切な環境と観光を両立させることが持続可能な観光開発です。

持続可能な観光開発で重要な点

・持続可能な地域・組織のマネジメント

・経済/社会/文化/環境に配慮した観光開発とデータ分析

・地域一体となった持続可能な観光開発

・観光人材の育成の拡充

持続可能な観光開発において、重要な点は主に4つあります。では、詳しく見ていきましょう。



・持続可能な地域・組織のマネジメント

持続可能な観光地開発において、地域の開発を主導しマネジメントする組織が必要です。

日本版DMOや観光協会、企業や行政が連携し官民で地域マネジメントをする必要がある一方、意思決定や実行計画に対する責任の所在、財務指標などを明確にすることも課題です。

▼関連記事:「観光協会」と「日本版DMO」の違いとは?▼

・経済/社会/文化/環境に配慮した観光開発とデータ分析

地域において、稼ぎ続け雇用を生み出す仕組みづくりや資金を自立的に捻出し、文化財保護や環境保全に取り組むことが重要です。行政資金や補助金に頼らず、地域で経済を回し続ける具体的計画とデータに基づくPDCAサイクルに取り組むことが必要です。

・地域一体となった持続可能な観光開発

持続可能な観光開発において、地域の行政、企業、住民それぞれが携わりシナジー効果を生み出すことが重要です。それぞれのステークホルダーの参画ネットワークの形成と運営を回す組織の存在が事業存続の鍵を握っています。

▼関連記事:6次産業化とは?地域ネットワークの構築▼

・観光人材の育成の拡充

持続可能な観光開発は、地域の観光に関する人材育成が最も重要です。宿泊業や観光業に携わる人々が減少する中で、観光人材の育成を地域一丸で実施し、持続的な観光開発サイクルを回す必要があります。

参考:日本版持続可能な観光ガイドライン

日本の持続可能な観光地

「京都市」「ニセコ町」「釜石市」「三浦半島」「白川村」「沖縄県」

世界持続可能観光協議会(GSTC)が開発した持続可能な観光開発目標を審査する国際認証団体「グリーンデスティネーションズ」が毎年発表する「世界の持続可能な観光地トップ100選」があります・

2020年で6度目となる今年のランキングにおいて、日本からは

「京都市」「ニセコ町」「釜石市」「三浦半島」「白川村」「沖縄県」

が持続可能な観光地として選出されました。

持続可能な観光開発の国際基準のうち、中長期の観光地戦略や文化財の保護、自然環境の保全などの項目の取り組みが重要で、これら上記の地域は、特に持続可能な観光開発に成功した地域と言えます。

▼関連記事:北海道の観光資源と特徴|ニセコ町の観光情報▼

進む持続可能な観光開発|HAKUBAVAKKEY TOURISM

「世界から選ばれる山岳観光地域の構築」

持続可能な観光地開発に取り組むDMOの事例があります。

大町市/白馬村/小谷村、大北地区索道事業者協議会、各市村観光団体が連携し設立された一般社団法人HAKUBAVALLEY TOURISMは、持続可能な開発目標(SDGs)の活動を通じ、「世界から選ばれる山岳観光地域の構築」を目指しています。

SDGsや環境保全等に関する住民や事業者向けの講習会や自然エネルギーのみで運営する施設、地域事業者との持続可能な商品・サービスの開発など、地域の持続可能な観光開発を推進しています。

参考:BIGLOBEニュース

▼関連記事:自然の中で楽しむグリーンツーリズムとは?自然×観光▼

タイトルとURLをコピーしました