【観光士が教える】地域ブランドとは?|ブランディングに悩む観光地域のブランド戦略を解説

地域ブランド
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「自分たちの住む地域は、自慢できるものはない、、

「そもそも、地域ブランドとは何なのか?

「地域のブランド化を図りたいが上手くいかない」

今回は、企業戦略や観光客の誘致でも注目される「地域ブランド」について紹介します。

そもそも「地域ブランド」とは何なのか、そしてブランド戦略において重要なこととは?

以下の点を解説!

・「ブランド」と「地域ブランド」とは?

・地域のブランド戦略で重要なこと・手法

そもそも「ブランド」とは?

ふとした会話でよく耳にする「ブランド」という言葉。

ブランドとは、「近代マーケティングの父」フィリップ・コトラーによると、

個別の売り手または売り手集団の財やサービスを識別させ、競合する売り手の製品やサービスと区別するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはこれらの組み合わせ

つまり、「商品やサービスにおける差を表す特徴やその組み合わせ」を意味しています。

「ブランド」を認知する相手は「消費者・顧客」

一方で、その「商品の差異」を認知するのは消費者です。

「商品や組織に対する消費者や顧客などからの評価」=「ブランド」

つまり商品やサービスの「ブランド」とは、消費者がその商品やサービスに他との差異を感じる状態のことです。

現代の商品飽和時代にあっては、基本的な品質に違いのない商品が多く、商品の認知を上げるマーケティングが難しいなどの課題があります。

このような現状において、消費者がその商品を見て手にした時、どのような商品なのか、他商品との差などをある程度イメージ出来るような差別化を促すものが、「ブランド」です。

「地域ブランド」が注目される背景

紺色らいおんさんによる写真ACからの写真/地域ブランド

着地型観光や地域が主体の地域活性化など、今まで以上に「地域」が消費者の目に触れるようになりました。

このような現状で、「地域」がより多くの人々に認知し、ひいては多くの人々に訪れてもらえるようにするためには、「ブランド」という考え方が重要です。

「他の地域との差別化」を目指す施策として地域ブランド戦略

地域ブランドとは?

地域ブランドには、主に2つのブランド要素があります。

「商品・サービスのブランド(地域特産ブランド)」

様々な商品やサービスが流通され、同質化する時代、地域の魅力や地域独自の付加価値を付け商品やサービスを創り上げることが重要です。

「地域イメージ(エリア・アイデンティティ)」

様々な地域資源や地域企業、観光地などを調和させ、総合的に地域のイメージを向上させることが、消費者や観光客が地域に訪れることのキッカケとなります。

これら「商品・サービスのブランド」と「地域イメージ」を掛け合わせたブランドが「地域ブランド」となります。

地域ブランド化への戦略

地域ブランド化戦略

地域観光資源の調査と分析∼農産物、加工品、観光メニュー等∼

地域観光資源を収集・分析するにあたり、地域の視点だけでなく、第三者(域外)の視点も重要となります。従来の地域観光施策では分からなかった部分を、第三者の視点に立ちあぶり出すことが、新たな観光資源の調査と分析です。

また、「自然・景観」「生活文化」「伝統的歴史」「スポーツ」「芸術」などの観点から考えることも重要です。

地域社会の事業者・関連機関・地域住民などの意志統一∼地域ネットワーク∼

地域観光事業者だけでなく、農林水産加工事業者や行政、特に地域住民が一体となり、地域観光の推進を行うことが重要です。

横のネットワークを創ることが、地域一丸となった多様な観光資源の発掘・開発に寄与し、地域住民が第一のファンとなる地域社会を形成することが可能となります。

消費者視点に立った地域観光資源の開発と改良∼市場の視点∼

地域観光資源を調査・分析し、実際に商品・サービス開発や販路開拓、流通戦略などを行う際、「市場の視点」に立ち、消費者が求めるもの、消費者にとって価値のあり、手に取りやすいような商品・サービスを開発することが重要です。

戦略的なマーケティング及びブランド化計画∼業務デュース∼

商品開発や販路開拓、プロモーションなど、マーケティング戦略を「市場の視点」考えることが重要です。その際、商品・サービスのブランドを認知してもらえるよう、イベントプロモーションやブランド管理活動、消費者のアフターサービスなど、商品・サービス及び地域のブランド化も一緒に考慮し、中長期での戦略を考える必要があります。

プロジェクトの実行~実行とPDCA~

戦略に沿い、商品・サービスの開発やブランド化、地域のイメージアップに努めます。一方で、ブランドという定性的な要素であることから、消費者の認知調査や観光客の増減などを分析し、常にPDCAを回す必要があります。

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