食育とは|食に関する教養と食育の真実

食育とは

最近、子供が生まれたので『食育』について勉強したい

■CMでよく聞く『食育』に関する資格を取ってみたいけど

最近、ベジタリアンフードや炭水化物ダイエット、食品添加物の闇など、様々な「食」に関する話題が多く取り上げられています。

その中で、「食」に関するリテラシーを上げる「食育」について注目が集められています。

食を育む「食育」とは何でしょうか?

食育とは

■健康的な生活の土台になる、基本的な食事を学ぶ教育

近年、日本人の食生活が欧米化し、肥満症や糖尿病、がん、心疾患など生活習慣病に悩まされる人が多くなりました。

コンビニ食やファストフードなどは、その手軽さからつい買ってしまう人が多いですが、栄養失調や鬱病を引き起こす危険性が示唆されております。

また、女性には過度なダイエットによる摂食障害、免疫機能の低下、不妊症などの患者も多くなっています。

私たちの体は、私たちが食べたもので作られる

そのような中で、子供の内から生きる上で必須な「食」に関する正しい知識を身に付け、心身共に健康的な体を作るようにと始まったのが「食育」に関する普及です。

農林水産省が掲げる「食育」の定義は、

「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けられるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるもの。」

と定義されています。

また、文部科学省や厚生労働省、「食」に関する各団体でも「食育」の定義をしており、それだけ「食」とは自分だちの生活に切っても切り離せないものだということです。

食育基本法とは

食育基本法は、2005年に施行された法律で、その目的は以下です。

「国民一人一人が食への意識を高め、健康で文化的な国民の生活と豊かな人間性を育むこと」

また、食育基本法は7つの基本理念に基づいており、食育を考える際にこれらの項目を参考にすると良いでしょう。

  • 国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成
  • 食に関する感謝の念と理解
  • 食育推進運動の展開
  • 子どもの食育における保護者、教育関係者等の役割
  • 食に関する体験活動と食育推進活動の実践
  • 伝統的な食文化、環境と調和した生産等への配意及び農山漁村の活性化と食料自給率の向上への貢献
  • 食品の安全性の確保等における食育の役割

また、国では以下のような7つの食育を実践する上での基本的施策を策定しております。

  • 家庭における食育の推進
  • 学校、保育所等における食育の推進
  • 地域における食生活の改善のための取組の推進
  • 食育推進運動の展開
  • 生産者と消費者の交流の促進、環境と調和のとれた 農林漁業の活性化等
  • 食文化の継承のための活動への支援等
  • 食品の安全性、栄養その他の食生活に関する調査、研究、情報の提供及び国際交流の推進

食育とは、保育所や学校などで教えるだけでなく、家庭や地域など自身の生活に密接に関わる中で意識する必要があるものです。

身近だからこそ気付かなかった食に関する事に、注意を払うだけで見える世界も違ってくるでしょう。

食育が注目される理由

食育が注目されるようになった背景には、食に関する様々な課題があります。

例えば、医療が発達し、数十年前には治らないと思われていた病気も治療が出来るようになり、国民の平均寿命は上がっています。一方で、寝たきりの状態や認知症で十分な生活が出来ない、生活習慣病により治療漬けの毎日を送る人など健康寿命が平均寿命と大きく差が開いている状態でもあります。

そのような中で、健康的で文化的な生活を自身の体で送るために、食育という日々摂取する食に関する知識習得に注目が集められるようになりました。

また、疲れやすく、頻繁に体調不良を起こす方や精神的な病にかかってしまう人などは、無意識の内に食生活が乱れ、栄養失調などに陥っている可能性があります。

このような日々の生活の疾患に対して、食に関するリテラシーを高め、生活の質を上げることが重要になります。

食育を学ぶ意義

・地域や身の回りの「食」に対する大切さに気付ける

食育を学ぶ意義は、地域に根付く食や家庭の味、身の回りにある食について、改めてその大切さに気付くということです。

私たちは、無意識の内に多くの食品に溢れ、そのありがたみを忘れてしまっています。

食育は、現代社会の中で食品のありがたみや私たちが食べる食材に関わる人への感謝の心を生み出すキッカケになります。

・心身に良い「食」や栄養学に関する大切さを気付ける

食育を学ぶことで、心身の体調に良い食や栄養学に関する知識を学ぶことが出来ます。

現代社会では、食に掛ける時間がなくなり、ファストフードや大量生産された加工食品を食べることが多くなりました。そして、心身に支障をきたす人も増えました。

このような中で、食育は心身に良い食事を正確な知識で身に付け、実践できるようになる最善の方法と言えます。

・「食」を通じた社会性を育むことが出来る

食事は、人とのコミュニケーションを育むキッカケになります。

子どもの内に家庭内で家族と食事を共にする経験が多い人は、その後も食事や人とのかかわりについて重要な価値観を育むようになります。

食育とは、このような食を通じた人とのコミュニケーションや人間関係の構築の重要性を学ぶ機会になります。

・地域に根差した伝統的な食文化をや食事のマナーを学べる

食育とは、地域の伝統的な食文化や食事のマナーを身に付けることでもあります。

単なる食品の安全性に関する知識だけじゃなく、食を取り巻く文化や周辺の知識を身に付けることも食育の意義として考えられています。

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