「藍染めとは?」
「藍染めの模様や種類は?」
「藍染めのおすすめ商品は?」
今回は、深い色合いを醸し出す「藍染め」について紹介します。
近年、藍染め体験などが好評となっています!藍染めの様々な模様やおすすめ商品を見ていきましょう。
目次
「藍染め」とは?
ロバート・ウィリアム・アトキンソン「藍の説」において、「ジャパンブルー」と名付けられたことで知られる「藍染め」。
日本における藍染めの歴史は、飛鳥∼奈良時代から始まったとされています。
蓼藍(たであい)が中国から伝来し、戦国時代には貴重な薬草として使用され、江戸時代初期には徳島県で藍染め木綿の製造が盛んに行われるようになりました。
明治時代の郵便局や国鉄の制服には藍染めが使用されており、日本国内で多くの人が藍色をまとう光景を見たアトキンソンの記述と合致します。
心躍る、藍染めの技法による模様の違い
段染め
藍染めの原液に浸ける位置や回数を調整することで、藍色の濃淡を表現する藍染め技法です。
白色基調に、濃い藍色のアクセントを加えたり、藍色をベースに濃淡を変える模様などさまざま色合いが出せます。
むらくも染め
生地を丸めたり、手で寄せ集めたりすることで、藍色の濃淡を表現する藍染め技法です。全体的に、むらのある模様が浮かび上がり、模様一つ一つが少しずつ異なることが特徴です。
絞り染め
生地の一部を糸で巻いたり、折り畳んだり、縫い合わせたりすることで、その部分に染色を施さず模様を浮かび上がらせる藍染め技法で、工夫によっては花の形など様々な模様を表現できます。
板締め絞り
生地の染色したくない部分を、板や洗濯バサミなどで挟み模様を表現する、絞り染めの一種。最も古く、基本的な染色技法で、水玉模様や花の模様など様々な模様が表現できます。
抜染(ばっせん)
染上げた生地に、抜染剤を混ぜた糊型を置き、その型通りに色を抜く藍染め技法です。白く抜染する方法や異なる色に染色する方法、様々な形を好みの色に変えることが出来ます。
ろうけつ染め
溶かした蝋で生地に先に絵や模様を描き、その後に染色する藍染め技法で、蝋の部分を染めず絵を残すことで、思い通りの絵柄を表現することが出来ます。
「藍染め」商品【おすすめ】
阿波藍染め タオルハンカチーフ(ハイムラヤ)
徳島県は、藍染めの中心地で古くからの伝統工芸品となっています。
徳島県の阿波藍染めは、年月が経つにつれより深い色合いを出し、肌触りともに柔らかいのが特徴です。藍には、防虫・殺菌・消臭効果もあり、コロナ禍には適した素材と言えるでしょう。
藍染めTシャツ メンズレディースユニセックス
藍染めで作るTシャツで、淡い藍色と独特の一つとして同じものがない模様は涼しさ満点です。
職人が一点一点絞り染めをしており、濃淡の異なる色合いは美しさを醸し出します。
大判 藍染め風呂敷(花かんざし)
絞り染めで染色した藍染めの風呂敷で、中心の模様がそれぞれ異なり、濃淡の境界などよく見るとその違いを見つけられます。
テーブルクロスやカバーなどにも使用でき、深い色合いが好評を呼んでいます。
2021年 藍染め壁掛けカレンダー(新日本カレンダー)
藍染めで作ったカレンダーで、その美しさや手触りが特徴的です。
月によって異なる藍の模様を演出し、年中通じて藍染めを楽しむことが出来ます。