ユニバーサルツーリズムとは?バリアフリーな観光を!|ユニバーサルツーリズム事例紹介

こうまるさんによる写真ACからの写真 バリアフリー
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かずき
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誰でも楽しめる観光づくりを!

こんにちは!

今回は、障がい者や高齢者等、普段は簡単に旅行に行けない方々にも楽しんでもらえる観光「ユニバサールツーリズム」の概念と「ユニバーサルツーリズム」のバリアフリー化で楽しむことの出来る観光コンテンツ事例をご紹介したいと思います。

ユニバーサルツーリズムとは?

超高齢社会における観光

日本社会は、すでに超高齢社会に突入しています。2025年には、団塊世代の人々が75歳を迎え、75歳以上の人々が4人に1人という人口比率になるという予測も出されており、2025年問題として懸念されています。

全ての人へ「障害者差別解消法」の流れ

2016年4月1日、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」が施行されました。行政や地方自治体、事業者を対象に、障がいを理由に障がい者を差別しないという規定が基本となっており、社会において障がい者に配慮した施策や事業、サービスが重要になってきます。

参考:トラベルボイス https://www.travelvoice.jp/20151016-52445

このような社会背景において、観光/旅行分野においても高齢者や障がい者等に配慮した観光地域づくりや観光施策を行わなくてはならない状況になりました。

この流れに沿い、観光庁は「すべての人が楽しめるよう創られた旅行であり、高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できる旅行」としてユニバーサルツーリズムを定義しています。

参考:観光庁HPhttps://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/sangyou/manyuaru.html

障がい者の為のユニバーサルツーリズム事例

acworksさんによる写真ACからの写真/ユニバーサルツーリズム

「視覚障がい者」のためのユニバーサルツーリズム

2019年10月、「五感で楽しむ日本の歴史」をテーマに視覚障がい者と健常者が一緒になって参加するユニバーサルツーリズムツアーが奈良県で行われました。

参加者は、奈良県の点在する古墳の周囲を回り、博物館で奈良の出土品に触れ、飛鳥寺の鐘の音や川のせせらぎを聞く等、視覚以外の五感をフルに使った観光を楽しむことができました。

このように、健常者だけでなく障がい者や高齢者も楽しめるように観光コンテンツを醸成することが、ユニバーサルツーリズムにおいて重要です。

参考:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51588230Q9A031C1AA1P00/

「聴覚障がい者」のためのユニバーサルツーリズム

2017年、クラブツーリズム株式会社は、聴覚障がい者を対象にした【音声認識ソフトウェア「UDトーク」を活用した観光案内】の実証実験を行い、ユニバーサルツーリズム支援策の提供しています。

音声認識ソフトウェア「UDトーク」は、Shamrock Records株式会社が販売・提供するもので、同ソフトウェアをダウンロードした端末において、話した内容が同時字幕で表示される仕組みになっており、聴覚障がい者とのコミュニケーションを、筆談や手話を使わずスムーズに行えるという利点があります。

障がい者や高齢者にとって、移動も然り、コミュニケーションに心配を持つことから旅行や観光に行きづらいという声があります。このような観光支援を行うことも、ユニバーサルツーリズムの一部で、誰もが楽しめる観光地づくりを行っていくべきでしょう。

参考:クラブツーリズム株式会社https://www.club-tourism.co.jp/press/2017/12/05/935.html

「発達障がい者」のためのユニバーサルツーリズム

2019年、成田空港で航空機に乗って模擬旅行を体験するユニバーサルツーリズムツアーが行われました。

人が多く、手続きの難しい空港や飛行機においてパニックになりうる発達障がい者が多いことから、発達障がい者の飛行機を使った旅行はあまり多くありませんでした。

このような中で、発達障がいや知的障がいの有無に関わらず、誰でも使いやすい施設や旅行サービスの拡充及び障がい者の方々に旅行の事前準備として上記の取り組みが行われました。

旅行に不安を持つ障がい者や高齢者にとって、飛行機や電車などは安全なもので、且つそれらを観光コンテンツとして形成することが、ユニバーサルツーリズムと言ってもいいでしょう。

参考:朝日新聞https://www.asahi.com/articles/ASM1Z3T1JM1ZUBQU003.html

「肢体障がい者」のためのユニバーサルツーリズム

介護・医療
こうまるさんによる写真ACからの写真

赤十字語学奉仕団が行う活動で、東京や横浜周辺のバリアフリー施設や観光地情報をまとめた障がい者支援観光サイト「アクセシブル東京」があります。

訪日外国人の障がい者の方々も対象に英語版バリアフリーマップも提供しており、観光地のバリアフリー状況だけでなく、障がい者にとって便利な都内交通の情報や空港のバリアフリー案内も提供しています。

このような情報のアクセスを支援し、快適に移動できるよう都市が一体となって取り組むこともユニバーサルツーリズムの含まれます。あらゆる面で、相手の立場になり信頼でき便利な情報を提供していきましょう。

参考:アクセシブル東京https://accessible.jp.org/tokyo/

まとめ:誰もが楽しめる「ユニバーサルツーリズム」施策の実現

今回は、障がい者や高齢者等を対象に観光地や施設のバリアフリー化、及び誰でも楽しむことの出来るユニバーサルツーリズムについて紹介いたしました。

今後は、観光施策やコンテンツ作りにおいて障がい者や高齢者に配慮したサービスが重要になってきます。現在ではまだまだ課題がたくさん残っているなかで、常に相手の立場に立ち、どのような情報が適切で信頼できるのかなどを考え、誰でも楽しめるユニバーサルツーリズムを実現しましょう。

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